全国の通信制高校、技能連携校、サポート校、フリースクール、児童心理治療施設など約600校を紹介するスクールガイドブック。各スクールの特色や不登校・ひきこもり、中退生、発達障がい生の受け入れ状況などを掲載。

収録内容

特集１　不登校新聞石井志昂編集長に聞く！「ポップカルチャーと不登校」

NPO法人全国不登校新聞社　編集長の石井志昂さんへの取材記事

学生時代の自身の不登校経験、不登校新聞記者としてのみうらじゅんさんへの取材、吉本隆明さんからかけられた言葉。
「学校へ行くこと」よりも大切なものとは。

特集２　不登校新聞子ども若者編集部に逆インタビュー

NPO法人全国不登校新聞社　子ども若者編集部員の小百合さんへの取材記事

不登校新聞本誌では普段はインタビューをする側の「子ども若者編集部」。
今回は逆インタビューということで，自身の不登校経験や進路選択の際の学校選びなどについてインタビュー。

スクールガイド（編集：不登校情報センター）

各スクールの情報

各スクールの情報をはじめ、アピールポイントやユニークポイントといったスクールからのメッセージも掲載。

用語解説

スクール紹介文に出てくる用語について解説。

こんな方に読んでほしい！

• 学校へ行かなくなってしまったけど、将来が不安…と感じている学生の方
• うちの子、学校へ通うのが辛そうだと感じている保護者の方
• 生徒にもっと幅広い進路選択をして欲しいと感じている教育指導者の方

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Re-start（再出発）とRe-study（再学習）の２つの言葉をかけ合わせて『リスタ』

つまずいた後のRe-start（再出発）は，必ずしも “学校に戻るため”ではありません。“好きなことを見つけ，なりたいものになる”そんなRe-start（再出発）のために、

「不登校・中退生でも通える学校探し」ではなく，「この学校でこんな学びができるという学校探し」Re-study（再学習）ができる場所を探してみましょう。
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編集担当より

今回、特集ページではNPO法人全国不登校新聞社に取材協力をしていただき、編集長の石井志昂さん、子ども若者編集部の小百合さんにお話を聞かせていただきました。

不登校新聞ではインタビュー企画を考える際に、【「世の中のため」「人のため」は考えず、「私」が話を聞きたくて、「私」が救われるために取材へ行く。「自分勝手な」と思われるかもしれないが「私の思い」を煮詰めることで、プロにもマネができないインタビューになる。】ということを取材テーマにしているそうです。
不登校新聞では、そうした取材テーマのもと、俳優、作家、ミュージシャン、漫画家などたくさんの方にインタビューをしています。

私自身、『不登校やひきこもりの人にとって，（本や映画や音楽など）ポップカルチャーはとても必要性があるもの』だと感じていました。しかし、不登校がきっかけとなり精神的に追い詰められる人もいる。そうした人に対して、ポップカルチャーの必要性を示すなんてして良いのだろうか、すごく失礼なことなのではなかろうかと思い、自分の考えに迷いが生じていました。

“「私」が話を聞きたくて，「私」が救われるために取材へ行く。”

私もそんな迷いから救われたいと思い，石井さんや小百合さんにお話を聞きに行きました。

石井さんや小百合さんのお話によって，私が救われたことはもちろんのこと，私以外にも救われたと感じる人はいるのではないでしょうか。