3つの“首”を温めて、受験勉強中も冷え防止


第27回:3つの“首”を温めて、受験勉強中も冷え防止
年の瀬を迎え、受験本番まであともう少しですね。
勉強や受験準備はここまできっと、それぞれのペースで頑張っていることと思います。
しかし、どんなに一生懸命勉強してきても、
本番で体調を崩して実力を発揮できなくては元も子もありません。

寒さで冷えると、どうしても体が凝り固まり、血流が悪くなります。
冷えが原因で、肩こりや頭痛を引き起こすことも。
さらに血流が悪くなると内臓の冷えにもつながり、免疫力も落ちて、
風邪や感染症にかかりやすくなるという悪循環に陥りがちです。
そこでこの時期、取り入れたいのが体を冷やさない工夫、“温活”です。

これまでも、温かいお弁当、朝のスープ&みそ汁、入浴など、
体を温めるいろいろな習慣づくりについておすすめしてきましが、
もうひとつおすすめなのが、3つの“首”を温める方法。
これは、いつでもどこでもできるので、
ぜひすぐにでも始めてほしい冷え予防の工夫です。
3つの“首”とは「首」「手首」「足首」のこと。

この3か所は皮膚が薄く、血管が集まっている場所。
服装に注意をしないと、外気の影響を受けやすい場所でもあります。
この“首”をきちんと温めると、温まった血液が体を巡り、
手足の末端まで効率的に温めることができます。
体全体が温まれば内臓も温まり、腸内環境がよくなり、免疫力もアップ。
そんな好循環が生まれ、自然と体調も整うというわけです。
首は、ハイネックのトップスやネックウォーマー、
外出時はマフラーなどを欠かさず使うと冷えを予防することができます。
当たり前のことに思えますが、
“体感的に寒くない” “スースーしない”という状態を
意識的に作ることはとても大事です。
このくらいの寒さなら大丈夫と油断せず、
また寒くなってから着用するのではなく、
冷える前に温かさをキープすることを心がけましょう。

手首、足首も同様です。
手首は、手首丈の少し長めの手袋やミトンを使い、
手首部分の肌が外気に触れないようにすること。
室内でも冷えを感じる場合は、
手の甲から手首全体を覆うアームウォーマーなどを
利用するのもよいでしょう。
足首は、レッグウォーマーや厚手のソックスを履いて温めて。
足の指が縮こまらないように、
プラスで5本指ソックスを履くのもおすすめです。
そしてこれらの“温活”の工夫は、入試当日の冷え対策にも役立つはず。

験会場が広く、暖房が行き渡らずに寒くて集中できなかった。
手が冷たくて、文字が書きにくかった。
そんなことがないように、ぜひ日ごろから冷え対策を習慣にしてみてください。
あったか素材の衣類やグッズは数多く出ていますし、
使い捨てカイロも、見慣れた四角いものだけでなく、
手首や足首に巻くタイプや靴下に貼るタイプなど、
さまざまな種類が出ているので、ぜひ活用してみましょう。

ただ、これらのグッズも入試当日にぶっつけ本番で使おうとすると、
不慣れで上手に使いこなせなかったり、
使ってみたら実は自分には合わなかなった、
などの不具合があるかもしれません。
そうでなくても緊張する試験会場ですから、
あったかグッズは日ごろから使い慣れているものを用意すると安心です。

体を温めて冷えを予防することは、風邪をひきにくい体を作るための第一歩。
いよいよ本番も近づき、否応なしに緊張感が高まって落ち着かないころです。
3つの首の“温活”で、親子ともども体調を整え、心身健康な年末年始を迎えましょう。
受験を乗り切って、来年は良い年になりますように。
プロフィール
文/野々瀬広美
編集・ライター。生活実用の出版社3社での会社員生活ののち、フリーランスに。暮らしまわり・ハンドメイドのジャンルを中心に取材・編集・執筆などを手がける。編み物とサッカー観戦が好き。図書館司書の資格を持つ。


