入試過去問題集を購入するタイミング ~ 公立高校受験編

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入試過去問題集を購入するタイミング ~ 公立高校受験編



前回は、難関と言われるような高校を志望校とする場合の入試過去問題集(過去問)の購入時期について書きました。
今回は各都道府県の共通問題の公立高校を志望する場合についてです。




公立高校の共通問題については、難問が出るわけではありません。
学校の授業で勉強する内容から大きく外れた難しい問題はむしろ出せないことになっているのです。
その意味では、焦って問題演習を早期に始めることはありません。


対策、対策……
と焦ってしまうより、「基礎を固める」ことを第一に勉強を進めましょう。


それでも、学校の授業のペースだと、受験には少し間に合わないこともあります


ですから、
過去問題集を始める前に、国語以外の教科はひと通り全範囲終わらせることが必要です。


まずは教科書を読み進める
そして単元別に分かれた問題集を使った学習で、知識の定着をさせてください。


国語の現代文に関しては、早い時期からある程度いろんな問題を解いておく方が良いでしょう
(東京学参では「公立高校入試シリーズ」の『形式別演習・公立入試の国語』という問題集がありますのでオススメです。)


過去問の購入時期としては、早めに購入して手元に置いておくのは構いません。
だって、出題される設問の数や国語、英語の長文がどれくらいのボリュームなのかなどは気になりますよね。
とは言え、
全範囲が終わらないまま過去問演習をしても、点数が取れずに凹むだけです。


でも、やっていない範囲があればそれも当たり前ですよね。


ですから、何度も書きますが、


まずは基礎固め。


冬休みなどを使って全範囲の「完成」を目指しましょう。


過去問の使用は年明けで大丈夫。


冬休み中に蓄えた力を過去問演習で発揮してください。


その上で、できなかった箇所などは解説をしっかり読んで解き直し


そして、見えてきた自分の弱点を補強しましょう。
(数学なら『目標得点別』、英語・理科社会については『実戦問題演習』という「公立高校入試シリーズ」の問題集がピッタリです。)


ということで、公立高校の過去問集の購入は冬休みくらいまでに用意をしておけば問題ありません


もちろん、全範囲の学習が終わった人は、時間を空けずに、次のステップへと学習を進めましょう!


text by吉原 功/Kou Yoshihara
プロフィール:中学、高校入試の受験指導に長く携わり、これまでに数多くの受験生を志望校へと導いている。公立中高一貫校入試の指導経験も豊富である。現在は都内において、自身の教室での指導を行っている。